ある夏の日に車に乗っていたら向こうの方から歩いて来るご婦人が2人。1人は洋服で、同行の年配のご婦人が薄水色だったか涼しげな絽の着物を着ていました。あら?っと見ると、それは二部式の着物。
個人的にはあまり好まない着物なのですが、その方の着姿がとっても素敵で、2部式もいいものだなぁとしみじみ感じ入ってしまったことがありました。
それから少し前にテレビの「のど自慢」に出場していた白髪のご婦人が着ていたのが、これまた二部式着物で紬かなと思うものでした。同じ二部式でもこちらは上着が道中着タイプなの。いい感じ!
そんなこんなを見ていて、自分ももっと活用しなければと思うわけですが躊躇。
この二部式は、重ね衿付きで45センチの元禄袖(まるみが大きい)です。袖口、身八口の開きがとっても狭い作りです。うわっぱりみたいな。上着の背中からお尻部分にかけてタックが入ってるので少しふんわりします。このタイプの二部式はみんなこうなってますね。
二部式着物の私が気になる所は、スカート部分には紐と紐通しがちゃんと付いているのだけど、そのまま巻くと綺麗に見えません。なんかズドーンとしてカッコ悪いのです。裾すぼまりにならない。ただ巻きスカート感覚なので着物と違って腰がスッと安定しない。
それで普段に着物を巻くようにスカートを裾すぼまりに巻き、紐を紐通しに通さず、腰ひもの要領でいつもの位置に締めてウエスト部分をタイパンツのように折り曲げる。なんか他にいい方法はないかしら。
もうひとつ気になるところは、この太いリボン状の紐。優雅なアクセントなのでしょうけど、私はどうも好みではありません。
自分だったらバックルにしたいとこ。近いうちやってみようかな。
もうひとつ気になるところは、この太いリボン状の紐。優雅なアクセントなのでしょうけど、私はどうも好みではありません。
自分だったらバックルにしたいとこ。近いうちやってみようかな。
一度、踊りのサークルの出がけに雨が降った時、これをサッと着て巻いて雨コート代わりに着ていったことがありますよ。その時ばかりはいいものだと思いました。
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