紬縮緬の小紋、ラフなお太鼓の形を試す

お太鼓の形って、、
分厚い帯枕で、カチッと四角く綺麗に形作られたお太鼓にずぅっと見慣れていたので、初めの頃はそれに随分ととらわれていました。その後この本を見て、石田節子さんの帯結びに妙に納得したものです。

へー その人らしいお太鼓ってあるんだ。好みでいいんだ・・って。

普通のあのコロッとした帯枕は使用してないんですね。下目に結び、形もゆるーく帯地の力にゆだねるという感じ。時には「手」を少し倒して膨らみを出したりもして。

なんとも・・力の抜けた自然な感じがいいなと思いました。でも優しげなイメージなので自分には似合わないのかも?とも思ってみたり。。

で、昨日に続き試しに締めてみました。自分にはどうでしょう・・
先日直した着物のもう一方で、塩瀬地に染めの九寸名古屋。地色が少し水色っぽいです。
どうも しっくりこないです。落ち着かないです。
お太鼓の大きさを、もう少しこじんまりと・・昨日のほうが自分的にはいいかも。
前の柄が左に寄りすぎました。帯留めの色が同化しちゃってつまらないです。
自分の「心地よい」が決まるまで模索は続きます・・