姪の結婚式当日、泊まっていたホテルで支度をして出かけました。式場へは車で10分も掛からず時間に余裕を持って到着。
予定通り自分でヘアセットしました。小さめのアップです。スプレーで固めてパールの付いたUピンを並べて挿しました。右下2枚の留袖は私の姉2人です(向かって左が花嫁の母で右が叔母)
花嫁の母の留袖はレンタルに落ち着きました。手持ちのは年齢的に柄がもう若過ぎるということらしいです。これは娘が選んでくれたんだと言ってました。清楚な色合いで上品、気品を漂わせる組み合わせに感じます。花嫁の母としても姉自身にもピッタリと思いました。
右は小鳥や牡丹など生命力あふれる色が鮮やかで30代(現50代)の頃のもの。やはり姉らしく好きそうな感じです。着物が華やかな分、帯は控えめで。控えめだからこその帯揚げは絞り?それで全体のバランスが取れてるように思う。
自分のは20代の頃ので全く興味もなく母まかせでした。確かに母が好きそうな色や柄。今となってはそれがよかった。母と一緒に参列したような気持ちになりました。
帯は結局間違いないとこで先日合わせてみた3本のうち、こちらの方にしました。これまでは色無地に合わせていた帯です。留袖では初めて。
いつもの癖で帯は下目です。もう少し上に締めれば良かっただろうか。さすがに今回は、普段しない補正もしました。ガーゼの手ぬぐいを畳んで鎖骨から胸下、背中からお尻にかけての凹み部分に仕込んでみました。暑さ対策で予定通り絽の半襦袢とクレープステテコ穿きましたよ。楽だった。
袷でもホテル内では全く気にならないし、意外に外でも暑くて参るという程でもなかったです。花嫁の母は、さすがに緊張のせいもあってか「汗で化粧もハゲハゲ!」って参ってましたが。
花嫁側は、母親、叔母二人が黒留袖。伯母の色無地。母親の友人が付け下げ。花婿側お母様の黒留袖と7名の和装。他のご親族や友人等々皆さんは洋装でした。
つくづく和装は皆無?に近い現代。かえってこちらのほうが気が引けちゃうみたいな感じすらしました。