紫系の唐草小紋に袋帯、帯締め比べ

午後からの外出には数少ない柔らかものの小紋を選びました。稽古意外に着物を着て出ることが最近増えているような・・ ちょっと嬉しい。

まだ着物に慣れない頃はウールや紬ばかり着て、「はんなり系」は苦手でした。今でもその傾向は変わらないものの、次第に柔らかな小紋にも気持ちが向くようになりました。

珍しく袋帯です。形にちょっと表情出したつもり。袋帯は慣れないから、前で形を作ってクルッと後ろへ回す前結びというやり方です。

以前手首を傷めたときに後ろ手が辛くてしばらく前で結んでいたことがありましたが、便利なので名古屋帯でも急いでる時にはやはり前で結んじゃう。
帯締めを2種。帯と同系、着物と同系、これだけでイメージが変わるのね。上は上品、下はカジュアル?な感じです。 

この場合は上が好みだったのでそれにしました。
ところで帯揚げの処理について気がついたことがある。最近はずっと、たかはしきもの工房の角だし用帯枕を使っていて、紐がニットで伸びるしよくフィットするからお気に入りのひとつになっているのだが・・

これまでは紐を縛ってから別に帯揚げを縛りキレイに整えていたのが、帯揚げで紐ごと包んだそのままを一緒に縛ると、ふっくりと形良く決まる。

この前まで使っていたごく普通の帯枕は、紐がガーゼタイプ。伸びないのでそれだと先の方法で縛ると緩んでしまう・・やはりニットが利くんですね♪

枕紐(カバー)のみや、高さ3,5センチ~6センチの「空芯才」なる優れものもあったり。たかはしさんをもっと早くに知りたかったね・・と今更ながらに思う。

当時揃えた小物類は今ではもう、ほとんど使ってないものね。。