普段着ている着物から「対丈着物」の身丈寸法を決める ②

洗い張りした反物でお誂え、「対丈着物」と「羽織」のお仕立て計画の相談をしに、見本の着物とメモ書き等を持ってAさん(仕立てて下さる方)宅へ再度伺いました。

やはり自分で出した寸法から変更した箇所がありました。新たな寸法のメモ書きはしてこなかったので忘れましたが、繰り越し寸法が変わりました。私が出した寸法では少なかったようです。

で改めて、見本で持参した着物を使い測ってもらいました。

「対丈着物」の寸法を決める

  • 着物をいつも通りに衣文を抜き、おはしょりは取らないで着て腰紐を縛る。
  • 好みの長さ(かかとが少し見えるくらい)に着物の裾全体を折り待ち針をする。
  • 平置きにし、肩から裾までを測る。それが「対丈着物の身丈」
おはしょりのある着物は長さを調節できますが、対丈は調節できないので正確に測る必要がありますよね。ちゃんと測ってもらえて良かったです。

裄や身巾などの寸法は見本の着物のとおりだし、その他はメモ書きの寸法でOK。その他細かなことがあればお任せということにしました。

Aさんは持参したメモに全部の寸法を書きこんでくれたので、この先また仕立てる機会があった時にはそれを参考にしていくことになります。

つづきのページ→「羽織」と「コート風羽織」の違い ③|ボーイッシュに着たい・・

刺激を受けて大島紬の着物を3枚買う

仕立ての相談が終わり、いろんなお話を伺いました。中でも、やはり縫い事がとっても好きだということ。仕立ての喜び。古い布をひっくり返したり繋げたり・・それが楽しいのだと。

そして「紬はいいよねぇ。。」と。仕立て予定の黄色の大島は背中心分部の布地に弱りがありますがそれを触りながら、端が弱っても擦り切れても、裏に返してそこの部分を前中心に持ってくればいいし(繰り回し)表が汚れれば裏返して仕立て着られる(仕立て直し)と。

私が紬好きなのもそんな理由のひとつだけれど、Aさんの話に刺激を受けてしまったのか、紬と戯れたくなりました。(自分が手にしていない他の柄の大島で)

そこで、着物を3枚買いました(昨年お世話になったショップで)キーワードは大島紬で、なるべくは単衣。そこから好みの織り出し柄をゲット。全て着用も可のリメイク素材です。

お茶道具・着物「宗sou」さん」ではちょくちょく35%OFFとか半額とかのセールをしていて全商品が送料無料。ヤフオクにも出店していて同じ系列のショップで多数件有ります。セール内容は違えどその商品は全く同じもの。

その中でもっともお買い得価格期間だったのが今回求めたショップでした👍OFFクーポンの配布は頻繁にやっていますが、気に入ったら急いで買いです(笑)ネットはありがたいですね。居ながらにして比較できますからね。

下の3枚がそれぞれの柄、到着前なので柄のアップ画像だけですけども。

オフホワイト地に菊唐草本場大島紬。黒地で花唐草本場泥大島紬。黒地で色紙に菱模様の本場村山泥大島紬。と商品表記にありました。左下のみ袷です。
届いたらまず洗って(大島系は洗いやすいところも好き)サイズを直すなりリメイクに使うなりするつもりですが、単衣なら洗うのも直すのも割と手軽ですよね。

着物1枚の仕立てとなると単衣でもやる気が起きないけれど、
リメイクやちょっとの直しくらいなら遊び感覚で楽しめますね。Tシャツ1枚程の金額でこれだけのお気に入りもゲット出来るのだし♡