色大島に博多半巾帯

今年初めての舞踊の稽古、昨年の扇納めから約一カ月ぶりです。覚えたてだった曲の振り付けは、その間にほとんど忘れて足元もおぼつかずでした。

着物は色大島にしました。初めは名古屋帯に手を掛けたけれど・・結局は半巾帯に落ち着いてしまいます。後で写真を見返したら、前にこの着物を着た時にもこの組み合わせで、帯締めを足しただけの違いでした。つまんなぁい・・(笑)
母が着ていたであろう(見覚えはない)この着物は、私が初めて手にした時なんだか色がくすんで見えました。

八掛けの色が辛子色(柄の中の一色)でしたが、その辛子色が着物の色をくすんで見せるのかな?と思い、1度着た後に自分で裏を全て外して単衣に直しました。

そのあとも2、3回着ましたが、(この時は母もすごく喜んでくれましたね)このくすんだ感じは長年の汚れだろうかと、今度は全て解いて専門店で「洗い張り」してもらったのでした。(同時に他の袷着物も3枚解いて同じく洗い張りに)

で、改めて仕立て直してもらったのが現状です。八掛けの色を、今度は朱と茶の混ざったような?色にしました。やはり着物の柄の一色からです。洗い張りした他の着物の八掛けで、使いまわしですね。

実は洗い張り後に納得したんですね(笑)この着物は汚れとかくすみではなくて、元々がこういう色だいうことが。地色が白ではなくアイボリーで、灰色の点々のような蚊絣が全体の色を暗く(落ち着いて?)見せていたようなんですね。

はじめに気づけよぉデス。着物を着始めた頃はそんなことも含め知らないこと初めてのこと、楽しいお勉強でした。

そして、前の辛子色も良かったなぁ、なんて今日何気に思いました。(^^;)バッカだねー