デイサービス訪問で舞い遊び記念写真でおちゃらける(活動日2018、1、16)

今年初めての活動に行ってきました。舞踊、歌のご披露です。

「会」の仲良しお二人さん。お召しものは踊りの衣装ではなくて一般の着物と帯です。舞台となると色柄のハッキリしたものでないと映えないということもありますが、こういった会場ではかえって喜ばれることが多いんです。

一般の着物の柄ゆきに懐かしさを感じてもらえます。かつて自分たちがハレの日に着ていた、身近な人が着ていた、あるいは持っていたけど着ず仕舞いだった・・というような。「綺麗だね、懐かしいね」という言葉をたくさん頂きました。

ブルーの小紋にプラチナ箔の袋帯。そして、黒地の総絞り訪問着と金糸使いの名古屋帯。着ないと勿体ないからということです。やはりそうですよね。きっとね、お二人でそう連絡しあって着て来たんじゃないかな?
すると「この着物には白っぽい帯がいいと思うよ」と先生が仰ると。白地の帯は無いらしく、その流れで先生の数ある白地の帯から数本譲られることが決定~。やったーとたいそう喜んで。人のことだけど自分もなんだか嬉しい。
そういうやり取りは聞いてるだけでも楽しいもの。ほんと和服のそういうところがまたいいものですよね。譲る喜び、譲られる喜びってね。
八掛けも素敵で、同じ黒地に小さな小さな花柄のような絞りが点々と入った柄でした。

後ろの屏風風壁紙飾りは、デイサービスセンターの職員さん達が作ったそう。いい色、紗綾形文様ですよね。つい最近「笑点」と銘打って「喋り」の寸劇をした時の道具で、小道具もいろいろ見せてくれました。
もう、本当に凄いんですこちらの職員さん達は。役者揃いだし盛り上げ方が上手。皆さんの息も合ってるからか居心地もいいんですよね。

写真を撮ってくださいました。こんなのも笑いにしちゃうんですよ。私達のマジメ顔にいろいろ注文付けて、その可笑しな光景を見て利用者さんたちが笑い、笑顔になるみたいな。
何枚も写した中のこれ。まあ普通。
ちょっとくだけるも、それでも「アゴ引いて!」会長さんマジメすぎでしょー!もっと面白くー!とかいろいろ言われ、利用者さんたちも笑う中・・
で、やっとこれ。
最後やっとの、どひゃーで、パァでんねん!?
このあと、利用者さんたちのテーブルで、一緒にお茶と手作りの「おやつ」をご馳走になり、毎度ながらこちらも一緒に心から楽しませていただきました。