いつでも読みたい眺めたい「きもの本」永久保存版?

年末のことですが、孫たちと一緒に図書館へ行った時のこと、みんな静かに絵本や漫画に夢中になってる間、なにか面白そうなのないかなぁと一人ぶらぶら眺めていたら・・見つけちゃいました「きもの本」。

「きもの」に反応し思わず手に取ったのが「主婦の友」90年の知恵「きものの花咲くころ」という、2006年発行の単行本でした。

ザックリパラパラだけどワクワクして読みました。読んだというよりは、大女優さんたちの飾らない美しい着物姿に目を奪われたという感じ。それにまつわるエッセイがまた素敵。

また、下着から上着、小物まで、衣服としての着物の歴史も楽しい。「へー、こんなのあったんだぁ昔から」ということも沢山。

大正6年に創刊された「主婦の友」の記事から、90年分の着物に関する全記事を編集しまとめられた、とぉっても興味深い貴重な内容になっていて、これはいつもそばに置いておきたい本!と感激し、もし中古でも有れば購入しようと決め込みました。

こんなとき古本のありがたさを実感しますよね。有りましたよさすがAmazon。他では見つかりませんでしたね。
これからの着物ライフにもきっと役立つだろうと思いました。考えてみたら、今から11、2年前ということは私が着物に目覚める1年前ということか。

実はAmazonで探したときこれも出てきました。「この本には新刊があります」と。それが、主婦の友100年きもの宝典ーきものの花咲くころ、再びです。

2006年発刊の本に若干の修正を加えカバーも変えて、2016年に再発刊したもののようです。今度のは100周年。前のにプラス10年。100年分のきもの記事らしいですからね心くすぐられる。前のとダブっててもいい。

ほんとはどっちにしようか迷ったのでした。こっちはまだしばらく経っても見つかりそうですからまた今度ってことで(図書館のネット検索で確認してみたけど、これはまだないみたい)古い方を買いました。

日本の「衣」に関する歴史的資料はあっても、そういうのだとなかなか・・難しくなって個人的にムリ。こういう方が楽しく懐かしく読めますね。