(Ⅰ)傷んだ下駄のかかとゴム修理・・出来るかな?

この下駄は、私が着物を着るようになって初めて買った下駄です。これはアジロというのかな?呉服店の催事で、小樽の履物やさんが来ていて台と鼻緒を選んで挿げてもらいました。

種類があり過ぎていろいろ迷ってると、呉服店の店員さんが声をかけてくれて・・段履きであることと、よく着る着物の雰囲気(紬や木綿、ウールが多いと答えて)などから勧められたのがこれだったのです。

ちょっと可愛い感じで、一見私好みではなく(店員さんのおすすめ)どうしても通っぽい物に目がいってしまいましたが、まだ着物初心者だったし背伸び感が否めないなと気を取り直し、勧められたままに購入を決めたのでした。

それでも記念価格で30%オフだったかな?5000円ちょっと。鼻緒を挿げて貰い待つ間はなんだかワクワクしたものです。1度ためし履き調整して出来上がり。

初めて足を入れたときは、な~んて履き易い!と感動したものです。歩き心地も最高なのです。どこも痛くならない。

そんな思い出の下駄。歩き心地も最高で、すぐにお気に入りになりました。
その下駄が、考えてみるともう6年も履いてた・・

その割りに傷み方が遅いのは、春~秋の週1,2回ほどの使用で車移動がほとんどだから。また他の草履や下駄とも併用していたし。

それが今年は頻繁に履くようになっての結果です。気が付くとかかとのゴム部が磨り減り、あやうく台まで傷めてしまうところでした。

又あの履物やさんが催事で来た時には是非また誂えたいと思い続けて早何年?なかなか機会に恵まれませんね。

かかとの木の部分ぎりぎりゴムの減り具合・・あ~、やばかった木までイカれちゃうとこだった。
新しい下駄を買うのもいいけれど・・鼻緒や他の部分はまだまだ大丈夫だし勿体ないですから、楽天で見つけた≪ 靴のかかと・革靴などの 靴底修理 や かかと修理 ができる 靴底修理剤≫ を使ってみることにしました。

靴用の修理剤だけども、さて上手く出来るかな?