型染の綿紬、単衣の名古屋帯です。これをワンタッチで装着できるお太鼓(作り帯)にしました。ジャン!切らない作り帯⑴どうなるか実験の続きですがこのとおり昨日出来上がって着装しました。その感想を書きます。
ホントに、くるっとひと巻きマジックテープでピタッと留まります。前で留めて後ろにくるっと回してもいいし後ろ手で留めてもいいし。あとは、あらかじめ帯揚げを掛けておいた帯枕して帯揚げを整え帯締めすれば終わり。
いつもの半幅帯よりもっと簡単かも!こんないいものなんで今までやらなかったんだろーって思いました。ことのほか歓喜しています。
数時間の活動では帯のズレ下がりとか如何なものだろうと、昨日は出来上がり直後踊りの稽古に早速装着して行きました。
さんざん動いたあとのこの状態、ぜんぜんOKじゃないですか!?帯枕をのせる土台もせずにこのまんまキープでした。予定通り胴回りのサイズも丁度!もちろんキツクも緩くも余裕があります。
素朴な感じの帯なので着物はウールを合わせました。7、8年前に初めての和裁で自作した着物です。踊りの稽古ということで小物の色もシンプルにしておきました。帯揚はアイボリーで帯締めはクリーム。
別にそんなにこだわることも無かろうが・・。着装するときの加減というか帯枕のセット加減次第で大丈夫なようです。そこさえ注意すれば、昨日の記事に書いた「気になる部分として」はもうPerfect!
追記
帯地が重なった部分を縫い留めるのには針が刺さりにくかったりします。が、ちょっと、他の帯もやりたくなりました。
今度はマジックテープの付け方にひと工夫したい。今回は直接マジックテープを縫い付けてあります。この帯は硬い綿紬なので気になりませんが、通常は外す時に少し引っ張られるので布地に多少の無理がかかります。そこを傷めないための工夫を、と思っています。
芯ごと縫い付けるのでしょうがそれもまた大変。ミシン使用ですね。そこがやっぱりプロのワザなんでしょうねぇ~楽天ショップに簡単 付帯 加工『まゆみ帯』に加工いたしますと、加工帯の仕立てがありました。
