名古屋帯の「ワンタッチお太鼓」装着の感想
型染の綿紬、単衣の名古屋帯です。これをワンタッチで装着できるお太鼓(作り帯)にしました。ジャン!切らない作り帯⑴どうなるか実験の続きですがこのとおり昨日出来上がって着装しました。その感想を書きます。
ホントに、くるっとひと巻きマジックテープでピタッと留まります。前で留めて後ろにくるっと回してもいいし後ろ手で留めてもいいし。あとは、あらかじめ帯揚げを掛けておいた帯枕して帯揚げを整え帯締めすれば終わり。
数時間の活動では帯のズレ下がりとか如何なものだろうと、昨日は出来上がり直後踊りの稽古に早速装着して行きました。
さんざん動いたあとのこの状態、ぜんぜんOKじゃないですか!?帯枕をのせる土台もせずにこのまんまキープでした。予定通り胴回りのサイズも丁度!もちろんキツクも緩くも余裕があります。
稽古場では、「上手にお太鼓結んでー」の言葉に、この帯の「秘密」をバラすと皆から驚きの声が。やったね。ワンタッチ帯それどころか作り帯だなんでだーれも思わないっス。
別にそんなにこだわることも無かろうが・・。着装するときの加減というか帯枕のセット加減次第で大丈夫なようです。そこさえ注意すれば、昨日の記事に書いた「気になる部分として」はもうPerfect!
追記
帯地が重なった部分を縫い留めるのには針が刺さりにくかったりします。が、ちょっと、他の帯もやりたくなりましたよ。
今度はマジックテープの付け方にひと工夫したい。今回はどうでもいい帯半幅にするはずだった帯なので直接マジックテープを縫い付けてあります。外す時に引っ張られるので布地には多少無理がかかります。そこを傷めないための工夫を、と思っています。
芯の入った生地の薄い帯なら尚のことですよね。そこがスゴイのがやっぱりプロのワザなんでしょうねぇ~楽天ショップに簡単 付帯 加工『まゆみ帯』に加工いたしますと、加工帯の仕立てがありました。