ひげ紬の特徴、道行コート★頂き物の洗える着物と踊り帯を合わせてみたら

数年ぶりに着た紬の道行コート、紡いだ織地から紬糸が所々にピンピンと出ているのが特徴の「ひげ紬」です(紬糸を一部織り込まず表面に出し、まるで「髭」のような風合いに織ったもの)色は紫がかった臙脂色。
コートでも、こういう「道行」よりは「道中着」の方がどちらかというと好きなので、ついつい着ないまま過ぎてしまいがちです。

今日はたまたま思い出して袖を通しましたが、4月になると北海道でも日中の温かい日差しの中ではこの素材感はもうムリな感じ(夜の寒さにはこれとショールでOK)

着物は「十字絣」風のポリプレタ。以前稽古用にと頂いたもので今回初めて着てみました。柄のイメージから男性的な感じがします。胴裏と八掛けの区別がなく一体型、裏地全部がグレー一色。珍しいですよね?
着物が白っぽいのでうっすらとグレーが透ける感じ?あえてってことないですよね。

でもって、今日は帯を頂きました。半幅帯と踊り用の角帯を2本。どれもリバーシブル仕様です。真ん中のは「おかめ・ひょっとこ」柄なの♪
「自分がこの帯をしたらもう帯ばっかりギンギラギン!だからあげるー」と先輩談。
すっごく嬉しいです!
このままちょっと帯を持ち、当ててみました。臙脂とシルバーグレー、今日していた帯よりもこちらの方がずっと合いますね。

角帯を腰に当ててみると、やっぱりこの着物は着流しのイメージ。ピッタリじゃないですか?ということで男仕立て風に加工決定としました。本当はずーっとそう思いながらも迷ってたんですよね。

本日は孫に写してもらいました。
アイフォンの三脚みたいのってないのかな?