塩瀬とメッシュの衿芯を好む理由|半衿と衿芯ズボラで合理的な私のやり方

先日お茶道具・着物 【宗 sou】リサイクル帯を購入した後に、格安で衿芯も見つけたので注文していました。それが今日届きましたよ。

ちょっと待ちましたね。買い置きなので急ぎませんから十分です。それよりも半額だったうえ送料無料がありがたいです。

こんな風に、折れ跡が付かないような工夫がしてありました。早くクセが戻るよう、すぐに開封しました。

衿芯は塩瀬とメッシュが使いやすい

今回買ったのは塩瀬を2本とメッシュを3本です。巾が4㎝長さが80㎝と一般的なサイズで、この2種類が個人的には使いやすく気に入っています。
塩瀬は硬すぎず柔らかすぎず、程よくしなって首元に程よく沿い馴染みます。和装で暮らしていた母もずっと使っていたタイプがこれです。

少し巾が広い(4,5㎝)長尺(90㎝)タイプも使っています。半衿を縫い付ける巾にもよるけれど、巾広の衿芯だと衿にシワが入りにくいですね。また、長尺だと差し込んだ半衿から抜きやすいです。

メッシュは本来は夏用。薄くて柔らかいので浴衣の衿にも使ったりしますが、私は通年使っています。なぜかというと、普段着でももっとカジュアルなとき、稽古着や家着など、肩のこらない(いえいえ塩瀬タイプでもコリはしませんが)感じがいいからなのです。

購入したショップの説明欄にあった、「着用時の感触」というのは、(硬い)セル→リンズ→塩瀬→ポリ→メッシュ(柔らかい)という順です。

同じ柔らかめでも、個人的にはポリは素材の肌当たり感触が苦手です。折れ線が付いたら戻らないし、ホコリを呼びます。使ってみないと自分に合うものはわかりませんね。

ズボラで合理的、半衿の数だけ衿芯が要る

個人的に半衿の本数が必要なんです。その理由は・・

実は半衿そのものを取り替えるまで、衿芯は差し込んだままなのです。しかも衿芯は入ったままで、お洗濯もしています!

気分によって半衿を替えたい。でもいちいち衿芯を出し入れするのは面倒だから、半衿の数だけ芯が要る。洗濯時に芯を取り出す必要もない。ということです。ズボラといえばズボラ。でも合理的( ˘ω˘ )じゃないかなぁと。

こんな風に、普段着・稽古着・家着兼用ということで、よく着ていてすぐに洗えるもののみです。正絹のものはここにはありません。

ここには、ポリの長襦袢、二部式襦袢の上だけ、筒袖のサラシ半襦袢(半衿付きの)、うそつき衿(リメイクの付け衿)です。
衿芯が入っていないものもあるので、買い置きも含めて今回衿芯を購入したわけで、次のシーズンまでは、だいたいこの状態ですね。

このまま洗濯すると衿芯が折れてしまわないか?ということですが・・全く大丈夫ですね。一応その方法を言いますと、
  1. 一緒に洗う肌着など、あるいは和装ものに限らずそれを数枚まとめた上から、洗いたい襦袢や付け衿を着せる感じにくるむんです。はい衿芯は入ったままで。
  2. で、それを洗濯ネットに入れて洗濯機へ。(1度に2袋、3袋に分けたりして洗濯ネットは普段から結構使いますね)ソフト洗いの弱脱水です。
  3. 終了したら、時間を置かず半衿(衿芯)を整えてハンガーで干す
何てことないでしょ?この方法で何年も通してきました。思っているほど衿芯は傷まないものですよ。

以上、私のいいかげんさ(良い加減^^)をバラす内容となりましたん。