紬縮緬の小紋③に、染めの名古屋帯と専用のうそつき袖(付け袖)

今日は、ちょっとの外出にも気が向けばわざわざ?着物着るの日でした😌

「紬ちりめん」の着物はと、これで3枚、全てです。と似たイメージ。黄土色が主で地味な色あいですけど花唐草模様が好きです。これまで何度登場したことでしょうね。

同じ着物でも帯や小物でまた感じも変わる。そういったことは洋服と同じですよね。
去年の12月、衝動的にあれこれと名古屋帯を二部式にしましたが、そのうちの"菱に向かい鳳凰柄"の塩瀬帯を締めました。

ピンクが濃く写っていますけど、もっと薄ーい色です。畳み方がおかしかったので横シワがついてしまってますね。今日これにして良かった・・今のうちにアイロン掛けしておけばすぐに戻りますよ。

これは紐も何もない、ただ前帯部(お太鼓に通す手先込み)とお太鼓部の二分割にしただけのものです。全通柄(全部に柄がある)だと二分割にするだけで他に加工の手間もなく二部式帯にするのは簡単です。

締めてから思いましたが、つるんとして芯も柔らかいこの帯は、どうせならお太鼓の形も作っておいた方が良かったなぁと。そうすればタレ先の柄合わせの手間がいらないし。

今日中にやってしまいましょう。
裄出しの跡・・ただアイロンを当てただけで、ちゃんとしたスジ消しはしていないので袖に折り線がくっきりと残っていますよ。光の加減でそれが分かりますね。そのうちちゃんとしようと思いながらも時が過ぎ・・です。

こちらのサイトで紹介されてる消し方がいいようです→【結城屋】よくある質問 筋消しについて教えてください

この白と深緑色の帯締めは、意外とどの帯にでもいいポイントになるのです。裏は配色がこの逆パターンで白が多くなります。断然こちら面の方が使用頻度は多いですけども。
おなじみの「うそつき袖」は、袖丈51㎝のこの着物専用として着物に縫い付けてあります(袖付け位置の縫い代裏地部分に)

先日までは塩澤紬専用でしたが、そちらには新たに作った袖を付けました。51㎝の袖丈はこの着物と2枚だけです。
この袖丈に合う長襦袢は持ってませんので、付け袖って便利なものです。

ちなみに、専用ではなく兼用で使いたい「うそつき袖(替え袖・付け袖)」場合は、スナップやマジックテープ式だと更に便利。特にマジックテープ式なら、わずかでも裄丈の調節も出来ますし。

他にある袖丈の「うそつき袖(替え袖・付け袖)」には、今後マジックテープを付ける予定です。

追記
お太鼓部分の作り帯終了♪
わずかに入っていたシワやたるみは、作業前にちゃんとアイロン掛けてピシッとなりましたよ。