着物類、和装用品のクリーニング

カビも大歓迎！！な「コミコミ着物クリーニング」で牛首紬を救う②

着物クリーニングで悩んでたら・・
こちら時々セールやっていたのですね。知ってました？私はたった今気が付きました。「本京洗い」というらしいです。

普通、「京洗い」というのはドライクリーニングで、シミや汗の汚れ落としは別料金ですよね。シミ、汚れの状態やその数によってはその合計金額に驚いてしまうこともあります。

なので、目立たなかったり多少のシミでも気にならない部類の普段着では、ドライクリーニングのみでシミが残ってもOKと、希望を記しての注文をよくしていました。

それが今回は、シミ抜きつきで一律料金（どの程度かは分かりませんし過剰な期待はしないが）セール価格の２９００円ということでした。コミコミですね。
kimono5298さんのHPにこうありました。
当店にお手数ですが　簡単な包装で着物をお送りくださいきれいに加工いたします。カビ・汗しみ大歓迎！！きれいにします。振袖・留袖・訪問着・紬・袋帯　名古屋帯なんでも1枚この価格。と。

ただ、説明にもありましたが取れきれないシミもあるでしょう。特に長い間シミを放っていたものなどはきっとムリ。

ま、それを承知のうえで・・カビ、汗しみ大歓迎！！が嬉しいじゃないですか。どの程度まで？って思っちゃいますが（笑）前記事のショックな訪問着も、とりあえずこれでいいんじゃない？と早速ポチっとしました。

こういったアクシミやカビなどは、クリーニング溶剤がそれ以上の進みを止める（あとはその後の保管状態による）らしいので、これでOKなのです。（溶剤はカビを死滅させるとのこぼれ話も聞きました。真偽のほどは分かりません）

洗い張りに出すとしても、シミ抜きオプションのクリーニングに出すとしても、又は裏を外して表地のみ専門店か自分で洗うにしても・・費用や時間、手間を考えると、乱暴な言い方ですがいっそ捨ててしまおうか！？などと思ったくらいですから。

胴裏のシミ色素は取れきれず残っても、表地への移り防止と一般的な汚れさえキレイになってくれればもう十分。いつかその気になれば安心して気持ちよく解くことも出来ますからね。あの裏地の状態ではちょっと・・触る気にもなりませんから。
グッド・タイミングでした。

付下げを送って２日後、「商品は届いています」との到着メールも届きました。あとは気長に仕上がりを待つのみです。
つづきの記事⇒後日クリーニングから戻ってきました