縞大島にぴかぴかでカラフルな虹色半巾帯|胴回りに補整する

来週の文化祭に向けて、昨日は最後の稽古でした。
本番の前日にはリハーサルもありますが、考えると緊張する( ;∀;)・・そのせいか?出がけに化粧してないことに気が付いて、仕方なく眉毛だけ描いて行ったという・・

稽古には、赤と黒の縞大島を着て行きました。八掛けの黒も気にいってるところ。
母の代からかなり着こんできてるので、もうテロ~ンと柔らかくなっています。紬といえども大島は柔らかくなるともう「カタモノ」とは言えないくらい。着こんでる分、着易いし気楽な1枚ですね。
踊りの稽古には「柔らかもの」が適してますが、大島もここまで柔らかくなったら踊りもしやすいものです。

こんな帯を合わせてみました。カラフルでピカピカな配色、裏はライトグレーのラメ地。
虹色?的な半巾帯で、さすがにこれは踊り用の帯ですが・・
大島に踊り帯ってねぇ・・
でも意外に違和感はなくて、多分大島のツヤ感が帯に負けないのかも?
稽古ですからこんな組み合わせもOKです。
踊りも楽むけど着る物だってお遊び⤴


文化祭の時には着付けに必ず補整をします。舞台では気姿が大事で踊りの見映えも変わりますから。今回は予行練習的にこの胴回り用のをしてみました。
この状態が通常の巻き方↓お腹側にゴムシャーリング部をもってきます。

後ろの凸が背中からお尻にかけての凹みを埋める感じになります。これをすると和装にベストの体形になるのはもちろんのこと、帯がキチっと決まりますね。
使ったり使わなかったりでかれこれ10年以上も経過。何度も洗ううち程よい厚みと柔らかさになっています。個人的にはもう少し薄くてもいいかな?

昨日は巻き方を変えて、胸の下に凸が来るように巻いてみました↓(体形に合わせてどちらの向きでもいい)
ですが、私はお尻が扁平なので通常通り巻く方が良さそうです。(お尻のない人、お尻の上の凹みが大きい人、外国人のようにお尻のトップが大きい人はその方がいい)

この補整については着くずれ★きれいな着付けと着姿は補整が・・でも書いてました。

手持ちの着付け補整具は、一般的な和装ブラの他に、ブラなしで全体を補整できるタイプのも数種持っていて、どれも使いよく着心地もイイのですけど・・

はてさてどれにしようかなぁ~と、逆に迷う始末('_')
腕を上げたり大きく広げたりの動作が多いので、袖のないもの腋ぐりの広いものと考えています。