コットンの柄半衿|半衿付けの大事な部分の縫い方|家着スタイルはウール着物、リメイク候補5

気温が0度だと昨日降った雪が解けても道路の凍結があるかもしれません。友人のところで久しぶりに「ウクレレ弾き」の練習をする予定でしたが、やめました。
なぜなら、タイヤ交換をまだやっていないから(おそっ 笑)

先日箪笥の奥から出てきた半衿の1枚を付けて、リメイク予定のウール着物を着て過ごしていました。

半衿の後ろ衿、シワを防ぐ付け方

コットンの縞柄半衿です。一時期は柄半衿が楽しくていろいろ使いました。そのあと定番の白か淡い色もの(無地でも縮緬などの素材感で楽しむ)に定着していましたが、最近はまた柄物が増えてきましたね。いろいろ変わるものです。

切り端はピンキングばさみで処理しておくとほつれてこなくて便利ですね。ロックミシンを掛けたり三つ折にして縫わなくても済みますね。
昨日の半衿はかなりおおざっぱに縫ったので首回りが少しシワっぽい仕上がりになっていました。今日は同じ大雑把でも、肝心な部分はしっかりと縫いましたよ。

肝心な部分とは、襦袢であればこの衿中心から左右にある力布の範囲(ここは仕立てでいえば肩開きのところ)着た時にちょうど首の付け根横の後ろ側、カーブになる部分ですね。

その範囲から少し多めの部分は、少し細かめの針目で(これは1㎝前後くらい)半衿を引っぱり気味(※)にして縫うと緩くカーブが出来て(見てもほとんど分からないけど)しわが防げ首元にも沿いやすいです。

(※)中心から右衿なら右方向へひっぱり、左衿なら左方向へ引っ張る。というふうに。

家着物は楽に着る

ウールの着物

今の季節ならウールが暖かく自分で手入れも出来るので家着にもってこいですね。家では衿元もほとんど抜かずにゆったりと合わせて。

リメイク候補予定のウール着物を着ました。リメイクといっても仕立て直し?か簡易的に直すかのこと。対丈にし袖を元禄袖もしくは船底袖にするというようなことですけども。

初めて自分で仕立てた記念(笑)の着物ではありますが、この先々家庭着としての着る物にと思っているからです。まだしばらく先ですけど、直すまではもう着ませんね。

ウールのリメイク候補はこれで5枚目。収納BOXでしばらく眠ってもらいますよ。

細帯のススメ

家で半巾帯をするときは、こんなふうに前帯を少し織り込んで細くします。

ほんとなら、普通の半巾帯よりも幅の狭い11~13㎝くらいの細帯(長さは通常の半巾帯よりずっと短いか同じ位まで)が、家でちょっと締めるのには丁度よいのです。角帯なんかも使える。

細いと動きやすいの。かがむ時などはみぞおちを圧迫しないので楽なんですよね。

昔は、専用の細帯以外に、帯の端が擦り切れてくると「使い込むほどに帯がだんだん細くなる」といったくらい。帯の端を手直ししながら、また汚れればいいとこ取りし長いこと使ったものらしいです。

ウール家着の下着類と着方

家で着るなら尚決まりごとってないですよね(気分の問題はあるにせよ)

そこで今日着ている下着類はというと、七分袖のロングカットソー(太ももまでの長さ)にモスリンの腰巻(裾除け)、モスリンの長襦袢です。

好きずき、自由ですよね。裾除けや襦袢じゃなくてもスキニーパンツなどでもいいわけだし(できれば滑りのいいものの方が動きやすい)

下着も着物もウールなのでお互い滑りませんから、腰紐1本で、伊達締め帯板要らず。直接帯を締めるだけで十分です。(通常は紐を2本と帯板です)

こんな着方→ タートルネックに・・ も好きです。
これでウールのリメイク候補着物は全部かな?

水仕事は、うわっぱりを着て。
録画していたTV番組「トットちゃん」観ながらの、まったりデーでした。